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2009年07月13日 | 建築クン 豆知識
家を建てる方が特に気になるのは、やはり『坪単価』ではないでしょうか?
この坪単価という言葉・・・。
ハウスメーカーの広告やテレビなどでよく聞きますよね。
『坪単価20万円台で家が建つ』なんて書いてあったりもしますよね?
そんなに安く建てれるなら・・・と思う方もいると思います。
でも、よ~く考えてみてください。広告を見てください。
広告の下の方に小さい字で何か書いてありませんか?
『標準本体工事費での坪単価です』などと書いてありませんか?
坪単価というのは、ルールがありません。
だから、会社によっては建物だけを示す『標準本体工事費』での坪単価を表示する所と、『すぐ使える状態までの工事費』での坪単価を表示する所があり、大きな違いがあります。
この『標準本体工事費』というのは、一般的に建物ができた状態の事を言います。
中には、玄関ポーチ・ベランダが含まれていない所も・・・。
実際住むことはできないと思います。
この工事費には必要不可欠な『水道工事』『電気工事』『ガス工事』『空調設備工事』などの付帯工事、そして、『設計・調査費』が含まれていません。
建物はできたものの、水は出ない、電気はつかない・・・という状態です。
これなら、坪単価は安くて当たり前です。建物だけですから・・・。
この含まれていない工事にかかる金額、安いものではありません。
安い坪単価に惹かれて建てたけど、請求書見てビックリという方もいるようです。
ローコストを売りにしている会社の坪単価は、たいてい標準本体工事費での坪単価だと思います。
私たちは、お客様には全ての工事、すぐ使える状態までの工事での坪単価や見積もりをお出ししています。
お客様の『家の工事とかはよく分からない・・・』というのに付け込むようなことはしたくありません。
一緒に見積もりを見ながら、納得してもらい、理解していただいてから工事に進みます。
よく、『在来工法とか、木造住宅って高いって聞くけど本当?』と聞かれます。
こういう思い込みをされている方が多いようですね・・・。
私たちが造る家は注文住宅なので、お客様によって違いはありますが、今までの経験上、普通の住宅ならハウスメーカーの最終的な金額とそんなに変わりません。
お客様に選んでいただく物は、単価が高めの物は高いと説明をします。
普段の買い物でも、値札を見ずに買うというのは私にはできません。
それと同じでお客様も、ある程度覚悟しておきたいという気持ちがあると思います。(言い方が悪いかもしれませんが)
お客様の不安が少しでも無いように心がけています。
安い坪単価にはカラクリがありますので、ご注意ください!
せっかく建てる家ですから、お客様には納得がいく家、内容であることが大切だと思います。
その為に私たちは、工事内容をはっきり書いて、説明させて頂きます!
施工エリア
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