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明治時代の家

2009年07月07日 | ミヤキ職人

DSC02734.jpg先日、木製窓をサッシ窓にリフォームしてきました。

 

ガラス窓、網戸は木製で見るからにかなり古い物でした

初め見に行ったとき、ガラス窓を外すのに苦労しました。

網戸は外れませんでした。

 

お客様との会話です。

 

私     『なかなか外れませんね・・・』

お客様  『この建物は明治時代のものやからね』

私     『明治時代って、すごいですね。確かに天井もかなり黒くなっとるし、全体的に歪んでる?』

お客様  『柱も何もかもいがんでまっとるわ』

 

(※いがんでまっとる=歪んでいるということです)

 

私は、水平器でどれくらい斜めなのか計ってみました。

50センチの長さの水平器でしたが、この50センチの間ですでに、3センチ以上斜めでした

柱も1センチ弱斜めでした。

 

お客様  『こんなにいがんでまっとるかあ・・・』

私     『思ったよりいがんでますね』

お客様  『窓が動かんわけやわ』

私     『さすが明治の建物ですね』

お客様  『直したいとこばっかやわ』

 

 

そして、下地工事をして、サッシ屋さんが持ってきたサッシはなんとかハマり、問題の窓枠の工事です。

サッシをはめてからだと、斜めなのがよくわかる・・・。

 

『近くにいると分からんけど、離れてみるとすごいな・・・。』

とお客様と話していました。

 

縦はパッと見わからないくらい。

上と下の隙間が・・・。

 

社長と考え、窓枠工事に取り掛かりました。

 

DSC03375.jpg

そして、なんとかして取り付けることができました。

終わったころは、あちこちから良い匂いがして、お腹がグーグーいってました。

お客様も

『お腹すいたやろ?』

と笑っていました。

 

お客様に

『良い風にしてくださった』

と言っていただけました。

 

つけたばかりなので、周りと色が違い浮いて見えますが、年が経つにつれて焼けて、だんだん茶色くなって、周りと馴染んでいきます。

 

さすが明治の家・・・。

手ごわい相手でした。

 

でも、古い時代の建物に触れるというのも私たちにとっては、すごく良い経験で、勉強できる大きなチャンスです。

急角度の階段が怖かったけど、楽しく作業させて頂きました。

 

 

 


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