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2009年06月13日 | 建築クン 豆知識
先日、床暖房について業者さんと話す機会があり資料をいただきました。
私は床暖房が出始めた頃、正直『床暖房ってそんなにあったかくないだろう』と思っていました。
しかし、床暖房が一般住宅に浸透し始めたとき、友達の家の床暖房の温かさに感動しました。
ホットカーペットとはまた違うホワ~とした感覚が何ともいえず、この床で寝たら気持ちいいよなあ、と床暖房の良さを体感しました。
お客様にも味わってもらいたいと1人で思っています。
今まで、何度か床暖房の施工をしましたが、私が初めて施工した時と比べると、種類や方式が豊富になり、お客様の生活や間取りなどに合わせて選ぶことができるようになりました。
現在利用されている床暖房器具について、簡単にご紹介します。
床暖房は今、大きく分けて2種類の方式があります。
温水式
石油式・ガス式のボイラーなどの熱源で、水を温めて温水を作り、床下に設置したパイプに流して循環させる
この方式は、設置する部屋数が多い、面積が広い場合は設置工事に手間はかかりますが、設置費用は安く済みます。
灯油を熱源に用いた場合は、ランニングコストが安く済みますが、燃料の補給が必要となります。
ガスを熱源に用いた場合、灯油よりも2~3,5倍のランニングコストがかかります。
定期的なメンテナンスも必要です。
電気式
電気式には方式が幾つかあります。
蓄熱式の場合、潜熱蓄熱材や床のコンクリートに直接熱を蓄える方式で、夜間に電力を使い熱を蓄え、蓄えた熱を昼間に放熱します。
夜間電力を使うことで、ランニングコストを抑えられますが、設置費用が高く、温度コントロールができないという欠点があります。
他には、PTCと呼ばれる非蓄熱式もあります。
これは、面状発熱体式で床下にシートパネルをはります。
定期的なメンテナンスが不要で、省スペースの床暖房が可能です。
発熱パネル自体に、温度抑制機能があるので、安全でランニングコストも抑えられます。
しかし、欠点として材料に使われている粘着剤が劣化し、十分な温度を得られなくなることがあります。
ここに書いた種類以外にも方式の違う物もあります。
それぞれ、長所と短所があります。
設置したい部屋の大きさやコストの面など、お客様に合った物を使用してください。
新築でもリフォームでも、床暖房を設置したい方はご相談ください。
具体的にご説明させていただきます。
施工エリア
[愛知県]名古屋市、一宮市、小牧市、犬山市、岩倉市、江南市、春日井市、北名古屋市、稲沢市、清須市、愛西市、津島市、弥富市、扶桑町、大口町、美和町、甚目寺町、春日町
[岐阜県]岐阜市、各務原市、関市、美濃市、美濃加茂市、山県市、可児市 、羽島市、大垣市、恵那市、海津市 、郡上市、高山市、多治見市、土岐市、中津川市、飛騨市、瑞浪市、瑞穂市、本巣市
[三重県]四日市市、桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町、菰野町、朝日町、川越町
[滋賀県]米原市、長浜市、虎姫町、湖北市、高月町、木之本町
※施工エリアについてはご相談下さい。